ゲームの話でも

2006年8月12日
某人がゲームを薦めてくれ、と言っているので、最近やったゲームの話をしてみます。

「アヤカシ」(クロスネット・アプリコット)
世界観は、「アヤカシ」と呼ばれる不思議な生物を従える能力を持つ人間が居る現代もの。
「アヤカシ」の姿は様々で、「鬼」「龍」「天狗」「しょうけら」などの妖怪がモチーフ。
「アヤカシ」は「アヤカシ使い」の意のままに動き、出したり消したりできます。基本的に1人のアヤカシ使いが使えるアヤカシは1体。
まあ、「JOJO」の「スタンド」みたいなもの、と理解すれば間違いないでしょう。

内容的には、主人公がアヤカシ使いの起こす事件に巻き込まれてアヤカシ使いとしての能力に目覚め、敵(っぽい)アヤカシ使いのリーダーを倒しに行く、という、まあスタンダードな大筋。

大筋は基本通りなのですが、細かなストーリーの作りはかなり作りこまれており、相当イイ感じです。
複雑な人間関係と、それを補完し、かつ表のストーリーの裏で何が行われていたかを明らかにするオマケシナリオ。
このオマケシナリオの存在が、このゲームの評価を1ランクアップさせている感じですね。

そして、新しいところは「CGの使い方」。
バトルシーンでは、従来の「紙芝居」型と「アニメーション」の中間のようなCGの使い方を展開してくれます。
(アニメも高速紙芝居だと言えばそうなのですが)

「アニメーション」ではあまりにも多くの作画が必要なため、1枚1枚が雑なものになりますし、従来の「紙芝居」型のように「パラリ、パラリ」とCGが展開される程度ではバトルのスピード感は楽しめません。
そこで、紙芝居型の作画水準を保ちつつ、枚数を落としてアニメーションさせる事で、アニメに近い「動き」を作り出しています。
もちろん、よくあるようなCG切り替えのタイムラグなどありません。その辺はちゃんとアニメーションしています。

また、1枚のCGからも、異なる部位のアップや左右反転等、カメラワークを駆使して、プレイヤーを飽きさせない努力も感じられます。

ラストの方では巨大アヤカシとの決戦などもあるのですが、個人的に見所なのは、同サイズアヤカシ同士のガチの殴り合いのバトルシーン。
これが一番「動き」を見せてくれます。

自分としてはかなり気に入ったお勧め作品。
やってみたい人は部長に言えば、なんとかしてくれるでしょう。

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Pit

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